若者協同実践のゆくえ

―実践交流と実践研究との結びつき

これまでJYCフォーラムでは、 「全国若者 ・ ひきこもり協同実践交流会」 を全国各地で開催してきました。 そのなかで、 ともすれば目の前の事業遂行などに翻弄され、 孤立しがちな実践者がともに集い、出会いと交流を深めながら実践力量を高めていくということを続けてきました。 こうした活動 ・ 場の意義は大きく、 今後も継続していければと思っておりますが、 同時に、 実践交流を交わしていくなかで見えてきた課題や論点について、 もう少しじっくり議論し検討していく場もまた必要ではないかという声も出てきています。
とりわけ若者支援の領域では、 この 10 数年の動きだけでみても、 政策的な模索や紆余曲折、それに伴う現場の混乱という状況がずっと続いています。 そういった状況に対し、 現場の個別具体的な利害には囚われず、 中長期的かつより本質的な問題について、 現場内在的に研究していく体制の整備が必要であると考え、 現在準備を進めています。
7月22日の研究大会は、そうした現場内在的な研究活動を進めていく基盤整備のキックオフ的な機会として位置づけています。 この議論の場で出てきた各種論点に対し、 それぞれ継続的な研究活動を続けていければと思います。

開催要項

日時

2017年7月22日 土曜日 10:00-17:00

場所

ワーカーズコープ 8F会議室 〒170-0013 東京都豊島区東池袋 1-44-3 池袋 ISP タマビル

参加費

500円(資料代として)

 

はじめに 10:00~10:15

第1部 10:15~12:00

パネルトーク

【若者協同実践とは】

コーディネーター
太田政男

パネリスト
佐藤洋作・山本耕平・中川健史

第2部 13:00~15:00

シンポジウム

【若者協同実践と市民活動のゆくえ】

宮本みち子(放送大学)
「若者支援政策のゆくえ」

古村伸宏(ワーカーズコープ専務理事)
「暮らしと地域をつくるはたらきかた」

川本健太郎(立正大学)
「「社会的企業」をめぐるせめぎあい」

藤井敦史(立教大学)
「中間支援団体に求められること」

15分×4報告+休憩10分+フロア交えた議論50分

第3部 15:15~16:30

テーマ別検討会

居場所づくりと「当事者」論
「はたらく」を考える
住まい・暮らしづくりの動向

ま と め 16:45~17:00

 

申し込み・問い合わせ

JYCフォーラム事務局(info_e-mail)まで、名前・所属を明記の上お申込み下さい。

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