「あてはめる支援」を超えて―協同がひらく実践の地平―

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圧力の強い社会の中での支援のあり方

自己責任・自助努力の圧力がきわめて強い社会のなかで、ひきこもりや無業状態に置かれたり、家出したりホームレス状態に至るなどして、社会的に孤立させられている若者たちがいます。一方で、さまざまな「若者支援」が広がってきていますが、現場は就職などの「成果」に追われていたり、既存の社会への「適応」を迫るだけの支援になってしまっていたり、閉塞感が募っている実情もあります。

「あてはめる支援」を超えて、誰もが暮らしやすい社会へ

そうしたなかで、若者との実践に関わる人々同士が相互の学び合いを重ねていくことが、いま、よりいっそう強く求められているのではないでしょうか。若者や家族、支援者、地域ボランティアといった立場や方法の違う者同士が、お互いに全面的に受け止め合い続けていくのは非常に難しく、しかし、敵対したり遠ざけたりして分裂しても活動は停滞してしまいます。これを乗り越え、若者たちとともに、誰もが自分らしく暮らしていける社会をつくり出していく実践のために、相互での議論や批判や意見交換のなかにある可能性を大切にする文化や活動の創造について、今一度、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

登壇者

基調報告

南出吉祥  (JYC事務局長/岐阜大学)
古村伸宏  (JYC共同代表/ワーカーズコープ連合会)

シンポジウム

泉翔さん   (NPO法人ウィークタイ/大阪)
中塚史行さん(NPO法人教育サポートセンターNIRE/東京)
岡部茜さん  (大谷大学)

開催要項

日時

2018年9月24日(月・祝) 13:00~17:00(12:30受付開始)

会場

立命館大学衣笠キャンパス 創思館 [キャンパスマップ]
(〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1)

アクセス方法

■JR・近鉄京都駅から
市バス50にて42分、快速205にて36分、「立命館大学前(終点)」下車
市バス205にて38分、「衣笠校前」下車、徒歩10分
JRバスにて30分、「立命館大学前」下車
■JR円町駅から
市バス快速202/快速205にて8分、「立命館大学前(終点)」下車
市バス15にて10分、臨にて9分、「立命館大学前(終点)」下車
市バス204/205にて5分、「衣笠校前」下車、徒歩10分
JRバス 高尾・京北線にて8分、「立命館大学前」下車
■阪急電車西院駅から
市バス快速202/快速205にて15分、臨にて17分、「立命館大学前(終点)」下車
市バス205にて13分、「衣笠校前」下車、徒歩10分

参加費

500円

定員

120名

お申込・お問い合わせ

件名【関西シンポ参加申込】、本文【名前、よみがな、所属】をご記入のうえ、
JYCフォーラム事務局( info@jycforum.org )までお送りください。