JYCフォーラム オンライン講座 シーズン4
【「若者」とは何か―「社会適応」から「権利」へ】

昨年度ご好評をいただいたJYCフォーラムオンライン講座を今年も実施します。
2021年度の第一弾は「若者とは何か」「実践とは何か」ひいては「若者協同実践とは何か?」をじっくりと検討しあえるよう、2週連続で開催いたします。

 

■講座4-1 「若者」とは何か―「社会適応」から「権利」へ/家族主義・企業主義的統合を超えて
2021年7月19日(月)19時30分~21時

■講座4-2 「実践」とは何か―「若者支援」の社会化と市場化を経て公共化へ
2021年7月26日(月)19時30分~21時

【テーマ詳細】
〔1〕「若者」とは何か―「社会適応」から「権利保障」へ
大人側からは「社会への準備段階」(未熟な大人)という位置づけが付与され、社会への適応を促されることが少なくない「若者」です。
他方で、若者同様「子ども」もまた、大人からのまなざしによりいろいろ規定されがちですが、それに対して「子どもの権利」が対置され、子ども期特有の意義や課題を社会的に保障していくという理念が確立しています。
しかし、子ども期を過ぎた若者期については、いまだそうした理念が確定されておらず、大人たちの生刺しに囲い込まれてしまっている実情があります。
そうした現状を超えて、若者期固有の意義や課題を考え、その若者期を権利として保障していくための方向性を、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
 
〔2〕「実践」とは何か―「若者支援」の社会化・市場化と公共化へ
若者支援実践が各地で取り組まれるようになって、既に20年以上が経過するようになっていますが、それは政策課題になる一方で、市場化の流れにも翻弄されており、今後どこへ向かっていくのか、誰にも予期できない不安定さのなかに置かれています。
もともと「ないもの」とされ自己責任化されてきた若者問題が可視化され、実践課題として浮上してきたという「社会化」の過程、そしてそうした課題への対応が徐々に広まり、委託事業などを通して公的資金が投下されることにより、一部では「市場化」の動きも生じています。
そうした状況を超えて、〔1〕の権利問題とも絡んで、「あってあたりまえのもの」として位置づけられていく「公共化」の道筋は、どのように描きうるのか。
そうした課題を、そもそも「実践」とは何か、ということを軸に、皆さんと考えてみたいと思います。

 

【参加費】

・1回あたりの参加費
 一般:1500円
 JYC会員:500円
 若者:無料

【使用ツール】

ZOOM
※イベント当日は、オンライン会議システムZOOMを利用します。ID(URL)はお申込みいただいた方宛に、前日までにお知らせいたします。

【お申込み】

お申し込みはこちらから!
https://jycinline04.peatix.com/
申し込み〆切:2021年7月26日 21時
コンビニ/ATMでのお支払いは、2021年1月25日で締め切られます。

【JYCフォーラム入会は以下より】

年会費:個人3,000円、団体10,000円
https://jycforum.org/participate/participate-admission2/
※講座への参加申し込みと同時のJYCフォーラムへのご入会も歓迎いたします。4月1日で年度の切り替えとなります。

主催・問い合わせ先

一般社団法人若者協同実践全国フォーラム(JYCフォーラム)